共催イベント 講演会・トーク

(共催)ケアの社会 ~フランスと日本との比較~

講師 フィリップ・モッセ(労働経済社会学研究所LEST、エクス・マルセイユ大学)、 コリーヌ・グルニエ(ケッジ・ビジネス・スクール、エクス・マルセイユ大学) 司会 山下りえ子(東洋大学)

“イベント詳細”

2019-02-22(金) 18:00 - 20:00
会場
501会議室
東京都渋谷区恵比寿3-9-25 渋谷区, 東京都 150-0013 Japan
501会議室
定員 40
参加費 無料
問い合わせ ケアの日仏フォーラム実行委員会事務局 t_harayama@toyo.jp
参加登録 要 ケアの日仏フォーラム実行委員会事務局 t_harayama@toyo.jp
言語 フランス語(逐次通訳あり)
主催 ケアの日仏フォーラム実行委員会
共催 (公財)日仏会館、労働経済社会学研究所
助成 (公財)東芝国際交流財団

フランスの医療は、様々な改革が試みられ、病院と在宅など、ケアの境界を相互に開くことが課題となっている。フランスの医療にみいだされる、これまでの多様な境界は、医療の効率性を妨げてきた。そして、慢性疾患、高齢化、医薬品や医薬品以外のイノベーションの帰結、e-メディスンへの対応は、ケアの経過をめぐってのコーディネーションもふくめて、医療システムの一方的な政策に依存してきた。技術だけでなく広義の「ケア」のニーズは、いまや、患者、プロフェッショナルという当事者から切実と考えられている。二人のフランスの研究者の議論を中心に、日仏比較から、ケアの当事者をめぐって、具体的な現状を提示し、「ケア」のニーズが充足される条件を明らかにする。

 

 

著書:Mossé P. (2018), Une Économie Politique de l’Hôpital, contre Procuste, 2018, L’Harmattan)(『地域の医療はどう変わるか―日仏比較の視点から』原山哲・山下りえ子訳(藤原書店、20191月)). Grenier C. (2017), coord, Intervenir pour réduire les inégalités sociales de santé : des espaces favorables pour expérimenter, pérenniser et diffuser l’intervention – Guide IVRISS d’accompagnement méthodologique, en partenariat avec l’ARS PACA.

 

 

 

Intervenir pour réduire les inégalités sociales de santé: des espaces favorables pour expérimenter, pérenniser et diffuser l'intervention- Guide IVRISS d'accompagnement méthodologique (C. Grenier, 2017)

 

Une Économie Politique de l'Hôpital, contre Procuste (P. Mossé, 2018, L'Harmattan)

翻訳「地域の医療はどう変わるか―日仏比較の視点から」

原山 哲・山下りえ子訳(藤原書店、2019年1月)

 

 

 

 

 

 

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