講座・セミナー

宗教からの脱出、世俗からの脱出 (人文社会系セミナー)

【講師】アブデヌール・ビダール(高等研究実習院、社会・宗教・ライシテ研究グループ)
【討論者・司会】伊達聖伸(東京大学)

“イベント詳細”

2019-10-21(月) 18:30 - 20:30
会場
501会議室
東京都渋谷区恵比寿3-9-25 渋谷区, 東京都 150-0013 Japan
501会議室
定員 40
参加費 無料
事前登録
言語 フランス語
主催 (公財)日仏会館
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フランスの哲学者マルセル・ゴーシェは「宗教からの脱出」という見方で西洋キリスト教世界の近現代を特徴づけました。アブデヌール・ビダール氏は、西洋型の「宗教からの脱出」とは異なるイスラームにおけるもうひとつの「宗教からの脱出」の可能性について語っています。それは、宗教と世俗の双方を批判的にとらえ返しつつ、宗教と世俗の向こう側を見ようとする試みです。それは「世俗からの脱出」を意味するのでしょうか。ビダール氏は、スピリチュアリティによって刷新されたイスラームは共和主義的なライシテをより人間的にする可能性があると考えているようです。対談形式の本セミナーでは、日本における「宗教からの脱出」や「世俗からの脱出」をどう語りうるかという観点からの比較も試みます。

 

 

 

 

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