Concert, projection

【image et conférence】『ガーターベルトの夜』と1980年代フランス映画 - “La Nuit porte jarretelles” et le cinéma des années 1980-

杉原賢彦 (映画批評・慶應義塾大学講師)

Proprietes de l'evenement

2010-06-16(Mer) 18:00
Lieu
日仏会館ホール
東京都渋谷区恵比寿3-9-25 渋谷区, 東京都 150-0013 Japan
日仏会館ホール

8:00 開会

18:10-19:35 DVD上映「ガーターベルトの夜 -Le nuit porte jarretelles」

             1984年制作 フランス作品 日本語字幕付 85分
             監督・脚本:ヴィルジニー・テヴネ、撮影:アラン・ラスファルグ、

             音楽:アンドレ・ドゥメ、ミカド、ヴィルジニー・テヴネ、編集:ジャクリーヌ・マリアーニ
             出演:ジュザベル・カルピ(ジュザベル)、アリエル・ジュネ(アリエル)、キャロリーヌ・ローブ(ルイーズ)、

                 ジャック・ド・ガンズブール(フレデリック)、エヴァ・イヨネスコ(アルバーヌ)、

                 アリエル・ドンバル(ラスファルグ氏の秘書)

19:50-20:30 講演 杉原 賢彦 氏 (映画批評・慶應義塾大学講師)
20:15-20:45 懇親会

 

 最新モードに彩られた夜のパリ。性行動にかんするアンケート取材中のジュザベルは、ある夜、立ち寄ったパーティで、はにかみ屋の年下少年アリエルと知り合う。そのままベッドで過ごす……予定が、なぜか夜の街へと飛び出し、あちらこちらと冒険の果てに……。
 1980年代、日本はもちろんのこと、フランスでも新たな風俗が出現し、それにともなって映画も変容を遂げようとしていた時代と街の風景を、キリリとトレンディに切り取った、ヴィルジニー・テヴネの代表作。
 さまざまな風俗とその背景に見え隠れする人間関係そのものの変化、そしてプラスティックでニューロティックな性etc.。いま見ると、気恥ずかしくもありながら、しかし、なにかが過剰だった時代の空気が充満していることに気づかされる。
 作品とともに、'80年代のフランス映画についてとらえ直してみる。

 

日時 2010年6月16日(水)18:00 (17:30開場)

場所 日仏会館ホール(恵比寿駅より徒歩10分) 定員:当日先着120名

主催 財団法人日仏会館TMF日仏メディア交流協会

協賛 アイ・ヴィー・シー/エモア

参加費 懇親会費用として、1000円(学生500円,主催団体の会員無料)