共催イベント コンサート・上映

(共催コンサート)奈良ゆみソプラノリサイタル―ガブリエル・フォーレ歌曲集

奈良ゆみ(ソプラノ)、谷口敦子(ピアノ)

“イベント詳細”

2017-05-25(木) 19:00 - 21:30
会場
日仏会館ホール
東京都渋谷区恵比寿3-9-25 渋谷区, 東京都 150-0013 Japan
日仏会館ホール
定員 130
参加費 一般 3,000円、日仏経済交流会・ABC・ラ・プレイヤード会員 2,500円、日仏会館会員 2,000円
事前登録 要 日仏会館ウェブサイトまたはラ・プレイヤード 電話 090-5057-1211 メール nqg01636@nifty.com   
問い合わせ ラ・プレイヤード 電話 090-5057-1211 メール nqg01636@nifty.com  
主催 ラ・プレイヤード
共催 (公財)日仏会館、日仏経済交流会、文化系フランス政府留学生の会(ABC)
協賛 モーツァルトサロン
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日仏会館からのお申込みは終了いたしました。

 

『優しき歌』はヴェルレーヌの初期、マチルドとの幸福な婚約時代に書かれた詩集。フォーレはそこから9編を取って作曲(1892-94)。フォーレ自身の創作へのあふれるような幸福感から生まれた中期の作品。『イヴの歌』はベルギーの象徴派詩人レルベルクの代表的詩集。世界の始まりと神が創造した最初の女性イヴが自己自身を発見し、やがて死の沈黙の中に消えて行く物語。フォーレはここから10編を選んで作曲(1906-1910)。『幻想の水平線』は第一次世界大戦のさなか28歳で戦死したフランスの若き詩人ミルモンの詩集。死後に出版された。海原によせる夢、舟での旅立ち、月に向かっての祈り。満たされぬ数々の旅立ちの夢。フォーレはここから4編を選んで作曲(1921)最後の声楽作品である。聴覚を失ったフォーレの『イヴの歌』以下これら最晩年の作品について、哲学奢のジャンケレヴイッチはこう書いている。「孤独が音楽となるとき、秘められた声が魂の声となり、魅惑となり、内奥のさらなる内実に語りかける」。

 

 

チラシ

 

奈良ゆみ(ソプラノ)

相愛大学声楽科卒業後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に入学。メシアンに注目される。以後パリを拠点にしてヨーロパ各地で演奏活動を続けている。CD録音は、シェーンベルク、メシアン、ドビュッシー、フォーレ、セヴラック、サティ、松平頼則、ヴァイルなど数多くある。 

 

谷口敦子(ピアノ)

神戸女学院大学音楽学部ピアノ専攻卒業。第一回ウイーン国際音楽コンクールにおいてベルヌー賞受賞。ソロリサイタルの他、室内楽、歌曲、合唱曲など様々な分野でコラボレート・ピアニストとして活躍中。