コンサート・上映

映画と文学IV 『獣人』 〜 ジャン・ルノワールと自然主義文学の出会い(映像と講演)

講師 杉原賢彦(目白大学)

“イベント詳細”

2019-06-06(木) 18:30 - 21:00 参加登録
会場
日仏会館ホール
東京都渋谷区恵比寿3-9-25 渋谷区, 東京都 150-0013 Japan
日仏会館ホール
定員 130
参加費 一般1,000円 学生500円  主催団体会員無料
事前登録
言語 日本語
主催 (公財)日仏会館、TMF 日仏メディア交流協会
協力 ジュネス企画
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画像 ©1938 Studio Canal

 

エミール・ゾラが構想したルゴン=マッカール叢書中の1編を映画化。突然、襲われる暴力的な殺人衝動に人知れず悩むジャック・ランチエは、鉄道機関士としてパリ=アーヴル間の乗務に就いていた。ある日のこと、助役とその妻を車中に見かける。ふたりは資産家の養父を殺害したばかりで、ランチエはそのことを知りつつも、助役の妻が放つ妖しい魅力に囚われてゆく……。

ゾラは自然主義文学の大家として知られる。19世紀フランス文学の流れのなかで、写実主義の流れを汲みつつも、観察にもとづく真実を語ることを主眼におき、虚飾を排した作品を目指したのだった。

本作の監督ジャン・ルノワールの作品のいくつかは、この自然主義文学にもとづいている。ゾラの『どん底』『女優ナナ』、さらにギィ・ド・モーパッサンの原作による『ピクニック』など、ルノワール映画と自然主義文学の親和性は、きわめて高いものだった。

この両者の出会いはどのように起こったのか、その流れの根源と行方を考えてみたいと思う──。

 

 

 

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