講演会・トーク

渋沢栄一と朝鮮半島(日仏文化講演シリーズ第359回)(オンライン)

【講師】鎮目雅人(早稲田大学)、金明洙(啓明大学校)
【司会】矢後和彦(早稲田大学)

“イベント詳細”

2022-07-11(月) 18:30 - 20:00
会場 オンライン(en ligne)
参加費 一般 1,000円、日仏会館会員・日仏会館学生オンラインメンバーシップ 無料
言語 日本語
主催 (公財)日仏会館

■【チケット販売開始日時】5月25日(水)正午より

※お申し込み方法についてはこちらのページをご参照ください。

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 ※日仏会館会員・日仏会館学生オンラインメンバーシップのチケット申込期限は2022年7月11日(月)12時です。


【参加方法】
・本講演会はWeb会議システム「Zoom」のウェビナー機能を使用して開催します。インターネット接続のあるパソコン、タブレット、スマートフォンからご参加いただけます。
・ウェビナーのリンクは、開催当日7月11日(月)12時にPeatixのイベント視聴ページ(視聴ページへのアクセス方法はこちら)で公開するほか、Peatixのメッセージ機能でもお伝えいたします。7月11日(月)12時頃以降にお申し込みいただいた方は、イベント視聴ページに掲載されるリンクをご確認ください。
・開催当日は、18時20分頃からウェビナーへご入場いただけます。

 

 

渋沢栄一は「日本資本主義の父」と呼ばれ、日仏会館の創設等、日仏の文化交流にも尽力した功労者です。新しい一万円札にもその肖像が載ることになっており、日本ではドラマ等にも取り上げられました。渋沢の重要な功績のひとつに第一国立銀行をはじめとする近代的銀行制度・貨幣制度の導入があげられますが、他方で渋沢の肖像が最初に刻印された銀行券が朝鮮銀行券だったことは、とりわけ韓国の人々に複雑な感情を残しているといえましょう。この講演会では、世上の「渋沢礼賛」とはやや異なる視点から金融史上の渋沢栄一を植民地朝鮮とのかかわりのなかでふりかえります。

 

 

 

【講師プロフィール】


鎮目雅人
早稲田大学政治経済学術院教授。1963年生まれ、1985年慶応義塾大学経済学部卒業、日本銀行入行。2006-08年神戸大学経済経営研究所教授、日本銀行金融研究所勤務などを経て2014年より現職。博士(経済学、神戸大学)。主な研究分野は、日本経済史(近代)、金融史、貨幣史。主な著作として、The Japanese Economy During the Great Depression (Springer, 2021)、『信用貨幣の生成と展開』(編著、慶應義塾大学出版会、2020年)、『世界恐慌と経済政策』(日本経済新聞出版社、2009年)、"Why did Countries Adopt the Gold Standard? Lessons from Japan," Journal of Economic History, 70 (1): 27-56, March 2010 (Kris James Mitchener, Marc D. Weidenmierとの共著)など。

金明洙
韓国延世大学経済学科と同大学大学院経済学科で修士課程を卒業し、慶應義塾大学経済学研究科にて博士号(経済学)を取得。慶應義塾大学経済学部の研究助手と助教(有期)を経て2012年より現職の韓国啓明大学日本学科に赴任。2012年にアジア太平洋フォーラム・淡路会議よりアジア太平洋研究賞を受賞。2019年からは啓明大学国際学研究所の『国際学論叢』編集委員長を務めており、2022年5月に東アジア文化交渉学会の会長に就任。研究分野は近代経済史で、とりわけ植民地期韓国における金融史・企業家史・財界史関係の論文を発表してきた。

 

 【注意事項】

・ウェビナーのリンクを、他の方と共有したり、SNS等で拡散したりしないよう、お願いいたします。
・送信側のインターネット環境により、やむをえず軽微な映像、音声の乱れや途切れが発生することがございますが、ご了承ください。
・ご利用のインターネット環境による映像・音声の乱れが発生しても、(公財)日仏会館は責任を負いかねますのでご了承ください。
・本講演会は(公財)日仏会館が録画いたします。(公財)日仏会館以外の録画や録音は固くお断り申し上げます。 

  

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