講師 松本伊瑳子(日仏女性研究学会)、ファヨル入江容子(一橋大学)、河野哲也(立教大学)、 木村信子(東洋大学)、合田正人(明治大学)、エルヴェ・クーショ(上智大学) 司会 佐藤朋子(総合司会、関東学院大学)、北原零未(大妻女子大学)、 中 真生(神戸大学)、上原麻有子(京都大学)、棚沢直子(東洋大学)
会場 | 日仏会館ホール |
定員 | 130 |
参加費 | 無料 懇親会 有(1,000円) |
参加登録 | 要。日仏会館フランス事務所サイトwww.mfj.gr.jpからご登録下さい。 |
言語 | 日本語、フランス語(一部逐次通訳) |
主催 | 日仏女性研究学会 |
共催 | 日仏哲学会、日仏会館・フランス国立日本研究所 |
助成 | 日本学術振興会(科学研究費助成 挑戦的萌芽研究:16K13151「新しい東洋的身心論とエコロジカル・エンボディメント理論の国際発信」) |
協力 | (公財)日仏会館 |
フクシマ以後、核による環境と人間の破壊は誰にも身近なものとなりました。個と種というジェンダー研究のテーマを中心にジェネレーションの複層的視点を取り入れつつ、未来の建設のための議論を交わします。過去の戦争の轍を踏むことなく核の脅威に直面する現代を生きるという、この難問について日仏比較をとおして考えます。フランス人の講演には逐次通訳がつきます。
プログラム
1. 松本伊瑳子
「分断を超えて、新たな私を産みだす他者―エレーヌ・シクスーの場合」
「新生と刷新―ハンナ・アレントとフランソワーズ・コランにおける「ジェネレーション」概念の展開」
3. 河野哲也
「日本の女性の個人をどうとらえるか―夏目漱石・与謝野晶子・平塚らいてうにおける種と個人の相克」
4. 木村信子
「高群逸枝が考える個と種―シモーヌ・ヴェイユ(1909―1943)という補助軸を得て―」
5. 合田正人
「生殖、溶解、別離―田辺元「種の論理」を強迫するもの」
6. エルヴェ・クーショ
「カタストロフのさなかにいる個、人類、動物たち」
(公財)日仏会館のイベント等活動は、個人会員・賛助会員の皆様のご支援で成り立っております。